本日は、福島県の漬物ご紹介です。
「本漬味噌漬・白虎みそ」(会津天宝醸造)
会津は白虎隊でその名が高い鶴ヶ城があり、山容美しい磐梯山は会津富士の名を欲しいままにしている。原生林に囲まれた会津地方は山菜に恵まれている為味噌漬けが発達している。逆に、いわきの方は海の幸に恵まれている為名物を言われるような漬物はあまりない。
会津若松にある天宝味噌では天然の2年味噌を始め、万人向きに米麹を多く使用した口当たりのソフトな白虎味噌などを製造している。その味噌に漬けこんだ、大根・胡瓜・生姜等の味噌漬けがとても美味しい。「赤べこ」が、幸運のマスコットとしてしおりにデザインされている。
「りょうぜん漬け」(福島りょうぜん漬け本舗)
そびえたつ奇岩で知られる霊山にちなんだもの。その昔、義良親王(村上天皇)の錦旗を掲げて北畠顕家が奥羽場鎮護の軍を進めた時、霊山に狩して農家に茶を需めたが、茶に添えてすすめられたのがりょうぜん漬の源流という。
胡瓜のとうちゃん・かあちゃん漬や味なす、しば漬など野菜不足を補うという気持ちで漬けられた塩分を控えた漬物です。
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