6月になりました。もう中旬ですが、梅雨に少しづつ入っていますね。天気がぱっとしなくやっぱり嫌な季節です。おいしい野菜には雨がないといけないので我慢しますが。早く梅雨明けを願います。
今回ご紹介するのは表題にもあるように「漬物の日」です。皆様知っていらしたでしょうか?実は毎月21日が漬物の日にあたります。なぜなのか?それは下記の説が理由です。
名古屋市の郊外にある萱津(かやつ)神社には次のような伝説が残っています。
むかし、むかし。毎年、秋になると萱津神社を祀る付近の村人たちは、豊かな自然の恵みに感謝して、大地から採れる野の初物と、海から採れる藻塩(もしお)を初穂としてお供えしていました。
しかし、せっかくの供物もそのままにしておくと、まもなく腐ってしまいます。これを嘆いたある村人が、カメに入れて供物を供えてみました。するとどうでしょう。野菜と塩が作用して、ほどよい塩漬になったのです。
村人たちは時が経っても変わらないこの不思議な食べ物を、神様からの贈り物として尊び、諸病の免除、万病快癒の護符として、また、保存食品として蓄えるようになりました。
このようにしてつけものが誕生し、やがて我々の食卓の上にのぼるようになったのです。
現在、萱津神社では、この故事に従って、毎年8月21日を「香の物祭」として祝っています。また、漬物業界では、毎月21日を「漬物の日」定め、漬物の普及につとめています。(全日本漬物連盟HPより)
むかし、むかしがいつかは分かりませんが偶然の産物で今のお漬物は生まれ、色々な味の漬物が世の中に誕生していきます。皆様が一番好きな漬物はなんでしょうか?お好きな漬物を21日漬物の日は食べて下さい。
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