本日は、岩手県のご紹介になります。
「金婚漬」(菊萬)
平泉に栄華を誇った藤原氏ゆかりの豊田城。その名が瓜に残る「豊田瓜」を金婚漬という手の込んだ漬物があります。瓜の中に人参・牛蒡・しその葉を昆布で巻いて詰め、味噌漬けにしておく。味噌床には1年以上漬け込みます。
べっこう色に光る瓜の切り口は美しく、長年連れ添って金婚を迎えた夫婦にも似たような味ということからこの名前がついたそうです。(製法は奈良漬けと同じく、塩漬した瓜の中に上記の具材をいれ味噌で漬ける)
「トラジからみ漬」(河田商店)
名前の通り、とても辛いのですが酷寒の日や、酷暑の喘ぐときはこれを食べると一気に食欲がでる唐辛子漬になています。
「豊田瓜の奈良漬」(柴田屋)
明治3年から奈良漬製造。軍閥時代には関東軍や大湊海軍にも納めていたそうです。瓜と一緒に漬け込まれた胡瓜も絶品です。
豊田瓜の奈良漬は私も知らなかったです。調べてみましたが深い事は分かりませんでした。金婚漬は茨城の鉄砲漬にも少し似ていますよね。瓜を使ったお漬物全国には奈良漬以外にもたくさんありました。
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