話題の甘酒 実は2種類あるってご存知ですか?

甘酒には、米と米麹が原料のモノ、酒粕が原料のモノと2種類ある。

本当に寒い日々が続いていますね、新しい日本酒を造る時期にもなり、甘酒の時期がやってきました。ただ、本来甘酒は江戸時代より夏の栄養補給分として親しまれてきました。俳句でも夏の季語になります。今の世の中ですと、冬のイメージをする方がまだ圧倒的に多いでしょう。

米麹由来の甘酒は米の自然な甘さが特徴でノンアルコール。アミノ酸やブドウ糖、ビタミンなどが豊富に含まれており、それらの栄養成分は点滴と同じ成分であることから「飲む点滴」とも言われる他、美肌効果、整腸作用もあるとされています。

もう一方の酒粕から作る甘酒は、便通改善、がん抑制、成人病予防、アレルギー体質改善などの効果が期待できると言われています。もちろん酒粕なので、アルコールは含まれます。酒粕の甘酒は、板粕・バラ粕で作ります。スーパー等でも売られていますが、きっちりカットされているものが「板粕」、丸い団子状でバラバラになっているものが「バラ粕」と呼ばれます。

この甘酒用酒粕が、自然発酵を経て自然の温度状態で保存しておくと、白→ピンク→茶→黒と色が変わり柔らかくなります。この茶色の辺りが漬物・魚・肉等を漬ける漬物粕に最適と言われています。その後黒くなり苦みが出てきたら食べずに捨てて下さい。本当に賞味期限は長い商品になります。冷凍で保存される方もいますが、風味が落ちますので冷蔵でラップか何かに巻いて保管してください。

酒井甚四郎商店では、甘酒用酒粕と漬ける用の酒粕の2種類販売させて頂いています。ぜひ、お手にとって酒粕を見比べて下さいね。甘酒用酒粕は3月初旬頃迄の販売予定です。ぜひ体にも良い自然発酵食品をお試しください。

 

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