奈良漬 定義

奈良漬って名前は聞いたことがあるけど、実際はよく分からないという人もいっらしゃると思います。その為、今日は、奈良漬がどういうものかご紹介します。

奈良漬→  農産物(代表格は瓜、一般的に胡瓜・スイカ・生姜・茄子・大根が多い)をまず塩で漬ける。

漬物は何でもそうですが、塩で野菜を漬け水分を出さないと良い漬物は作れません。細胞を壊して

漬けやすい状態にしてくれる事と保存する為に、塩を使います。

そして、塩抜きをし、酒粕のうまみを投入するため酒粕に何度も漬けます。

奈良漬屋さんによって何回漬け替えるかは様々です。

そして、酒粕を洗わずに酒粕が付いた状態でお好みに切って頂き食して頂くのが食べ方になります。

容器に入れ冷蔵庫に2~3日入れておくとアルコールが蒸発しお酒が苦手な方は食べやすくなります。

JAS法では3.5%以上アルコールがないと奈良漬ではないという定義も決められています。

この何回漬け替えるか、どのような酒粕を使うかが秘伝の味の分かれ目になります。

酒粕と一緒にみりん粕を使う奈良漬屋さんもいらっしゃいます。みりん粕を使用している奈良漬屋さんは甘めの仕上がりです。ぜひ、その辺りも確認しながら奈良漬を楽しんで頂ければと思います。

 

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