奈良漬 発祥について

一番最初の投稿は「奈良漬」発祥についてです。

一説には、僧が道端の瓜を近くにあった酒のもろみのカメの中に入れておいた所、後になって漬けあがり美味しい漬物になったのが始まりと言われています。そして、記録として残っているものとしては、長屋王(684~729)邸宅前に(平城京跡地)から「可須津毛瓜(粕漬瓜)」と書かれた木簡が発見されています。当時の酒はどぶろくの為、粕とは絞り酒ではなく、酒の底の溜まる沈殿物であった。当時は上流階級の保存食、香の物として珍重されていたとあります。※奈良時代(710年~784年)

よくお客様から「奈良県のモノだから奈良漬でしょ?」と聞かれますが、実は上記にあるように奈良時代が発祥の為、「奈良漬」という名称になりました。全国どこで作られても「奈良漬」になります。

 

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